UVは髪にどんな悪影響があるの?教えてはしもとさん!
今回は紫外線のお話。
髪の毛は第一に紫外線から頭皮を守るという機能を果たしています。
これは日差しの強さによって人間の進化に見られると思います。
例えば赤道付近に住んでいる人類は長い年月をかけて髪がブリーチをしてもあまり落ちないほどの濃いメラニン色素に変化し、さらに厚みを出すためにアフロのような縮毛になっています。
逆に北極や南極に近い側に住んでいる人類は、目の色も青いくらい紫外線に対して免疫が弱くなっています。
体質が金髪・青目の人は、日差しの強い場所では帽子とサングラスが必須になります。
イヌイットの方々は特殊で、身体の小さいのは寒さ故の保温体質、日差しを吸収する黒の体毛ということだそうです。
このように人類の髪色は、紫外線の強さによって変化しています。
さて、日本人はどうなのか。そもそも日本という国が南北に長い国なのでエリアによって日差しの強さ、日照時間など大きく異なりますが、アジアという人種が黒髪であるということは北欧の人より日差しがあるところで進化していると考えられます。
これは余談ですが、あるテレビ番組での内容で日本人の中でも世代によって日差しの耐性が変わるということを言っておりました。これは1970年生まれを基準に、それ以前の生まれの方は日差しに強く、それ以降は非常に弱くなっているというデータがあるのだそうです。同じ人種でも違いがあるということになります。
話を戻すと、日本人は日差しには多少強い髪質といえますが、日差しを浴びると髪の毛の中で変化が起きます。
活性酸素という物質を生み出してしまうのです。
活性酸素はヘアカラーを施すときにも必要なもので、過酸化水素を使用して活性酸素を生み出し、メラニン色素を分解します。
例えば学生時代、サッカー部の男の子が染めていないのにも関わらず、茶髪になっている子がいたと思うのですが、そのような状況になりなす。
日差し≒カラーダメージ に相当するといっても過言ではないでしょう。
そして毎日降り注ぐものなので、やはりお肌同様、ケアしたほうが良いと思います。
参考になればと思います。
【プロフィール】
橋元リョウイチ
原宿にある美容室「VIRGO」スタイリスト
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